- 生きていると、不安定な感情、劣等感、無力感、何をやっても満足しない、対人関係、対社会関係、夢が実現できないなどのさまざまな苦しみ悩みがあります。
その中の人は「症状」として持っている人もいるでしょう。
あるいは、「何をやってもダメ。自分はどうしようもない」とうちひしがれている人もいるかもしれません。
なぜ、悩むのでしょうか?
時間が経てば解決する、そういう人もいます。
では、どうして時間が経つと解決するのでしょうか?
辛い思い出も時間とともに薄れてゆきます。
なぜそうなるのでしょうか?
同じ経験をしても、悩みにくい人もいるでしょう?
何が違うのでしょうか?
あなたの頭の中では何が行われているのでしょうか?
私たちは、必要以上に苦しみ、悩み、人生を台無しにする生き方から、本来のあなたが生きてみたい人生を取り戻すお手伝いをします。
人が本当に悲惨で苦しいことは、その苦しみ悩みがあることではなく、その苦しみ悩みがあるために、やりたいことができず、生きてみたい人生を歩むことができないことにあるのです。
「こうあるべきだ」、「誰でもこうする、こう考える」、「これが常識だ」、「こうして当たり前だ」、「人がなんといおうとこれが私の信念だ、価値観だ」「これが本当だ」、「普通はこうだ」とキメつけて、固定した考えで人も自分も縛っていく不自由な生き方は、自分で勝手に定めたルールを自分や人に押しつけて生きてゆき、自分が作った見えない鉄格子に閉じ込めているようなものです。
「本当はどうなのか」「事実はどうなのか」という現実をありのまま観察すると、さまざまなものを知り、体験することができます。
そうすると、「~べきである」「~ねばならない」「これは嫌いだ」などというものは、あなたの頭の中にだけに在る思考があなたの行動、いや、あなた自身を支配してしまっている正体であることに気づくでしょう。
どんなに激しい思考や感情の嵐があなたの頭の中にあったとしても、第三者から見たら、あなたはじっと座っているだけなのです。
思考や感情、その他すに衝動や記憶などというものはあなたの頭の中にだけにしか存在せず、実際は行動を支配しないモノであることに気がつくでしょう。
ニーバーの祈り

ニーバーの祈りというものがあります。
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
Wikipediaより 翻訳者 大木英夫
私たちの行動を見てみますと、コントロールできないものをコントロールして悩み、コントロールできるものをコントロールしないで悩みます。
そして、コントロールできるものとできないものとの区別ができていないことが多くあります。
たとえば、思考や感情はその発生も内容もコントロールできないかとてつもなく困難なことです。
思考や感情がコントロール可能なものなら、
- どうして今あなたは悩むのですか?
- どうして不安を感じるのですか?
- どうして後悔を持つのですか?
不安も後悔も悩みもないはずではないですか。
でも、実際はそうではありませんよね。
これが思考や感情がコントロールできない証拠なのです。
実際にコントロール実験というものを過去ブログに書いていますから、それを参考にしてください。
それにもかかわらず、私たちはそれらをコントロールしようとして多くの時間を割きます。
そうすると、悩みが鎮まるどころがもっと大きくなることさえ経験しているでしょう。
あるいは、一時的にホッとして効果があったように見えても、長期的に見ると同じ状況になると同じことを繰り返してしまうのです。
これらは効果があるとはいえないものなのです。
一方、行動は直接コントロールできます。
思考や感情がどうであれ、行動はコントロールできるものです。
しかし、私たちは思考や感情を改善しないと行動ができないと信じ込んでいます。
むしろ、行動しない理由として「モチベーションがない」「自信がない」などという思考や感情を挙げます。
本当に思考や感情が行動を支配しているのでしょうか?
- 私たちはこういったことに対して、解決方法を持っています。
- そして、それはこれまであなたがやったことがない方法なのです。
- やったことがない方法ですから、もちろん身につけるための訓練が必要です。
このあとにある「私たちの考え方(ダイジェスト版)」をぜひ読んでみてください。
あなたの墓碑銘は?
- 欧米では亡くなると、その人の人生を端的に表す墓碑銘が刻まれます。
今のあなたのままであれば、どんな墓碑銘になるでしょうか?
「人目を気にし、感情に振り回され、何もできないことは、気分のせいにして、すぐキレて、さまざまな理由づけをして生きてゆき、そして今ここに眠る」- でしょうか?
でもどうせなら
「どんなに辛い時でも、苦しい時でも、それでも自分のやりたいことをやって、やり尽くして、歩みたい人生を歩み、そして今ここに眠る」
のほうがいいではないですか。
今までと同じことやよく似たことをやっていて、何もうまくいっていないからこそ、今のあなたがあるのです。
そんな時は、今までと全く違うことをする必要があるのです
私たちの方法は、ちょっと風変わりなものでもあります。
しかし、大きな効果はあります。
あなたの人生を変える効果は、必ずあります。
このことば、よく覚えていてください。
これまでしてきたことを続けるならば、
これまで手にしたものしか得られないでしょう。
これまで手にしたものしか得られないでしょう。
- これまでとは全く違う方法を私たちは提供します。
これによって、これまでと違うものをあなたは手にすることができるでしょう。
たぶんそれは、あなたが本当にやりたかったこと、あなたが本当になりたかった自分であることは間違いないのです。 - さあ、心を自由にして、
本当はあなたが望んでいる人生を歩んでみましょう。