というのは、私たちが「常識」と思ってやり続けてきた方法とは全く違うからです。
全く違うどころか、その真逆であったりします。

たとえば、私たちは落ち込んだときに
やる気を出そう、ポジティブ思考を持とう、忘れよう、他の感情に置き換えよう、逃げ出そうなどという
思考や感情のコントロールや回避
を普通にやり続けますが、これが苦しみを深めてしまう行為と捉えます。
むしろあらゆる思考、感情は頭の中の幻想や妄想であり、
これら幻想や妄想に支配されない行動をいかにとるべきかなどということを主張し、実践しています。
コントロールや回避の代わりに、思考と自分との分離や感情などの完全受容を行います。
第3世代認知行動療法やマインドフルネスなどをもとにした理論とカリキュラムなのです。
しかし、多くの誤解を生みやすいものでもあります。
これらのことはブログでも書き続けてきたのですが、
ブログの内容をまとめたダイジェスト版としてここに紹介したいと思います。
あわせて「V.d.s.のしくみ」もご覧になると私たちの活動などがよく分かると思います。
私たちの考え方(ダイジェスト版)目次
- 私たちが悩み苦しんでいるとき
- 妄想に取り憑かれているのと同じ
- 思考や感情と行動は別のもの
- V.d.s.の根底にあるもの
- 世界は自分の都合よくにはできていない
- もし思考や感情が幻想・妄想であることが分かると
- 人生そのものに対するセラピーとそれを支えるスキル
- V.d.s.が目指すもの