自分が人からどう見られているか
自分の悪口が出回っているのかいないのか
自分の動作がおかしなことにはなっていないか
自分の人に対する反応が変になっていないのか
自分は人から嫌われているのかいないのか
自分、自分、自分…
どこまでいっても自分
自分なんてどうでもいい存在
と言いながら
激しく自分にこだわっている
大切な自分が傷つかないように
最初から自分は無能で出来損ないのふりをする
そうすると、そのように人から言われても
最初からそう言ってるから傷つかない
と信じている
このようにして
自分を守って生きてきた
本当のことを言えば
無能で出来損ないなんてこれっぽっちも思ってもいない
思っていないからこそ、人以上に傷つきやすい
そして、そこまでして守っている自分は
本当はどこにも存在しない
どうしようもない
by 京極