絶望のど真ん中にいても、人生を輝かせる道は確かに存在します。
これは、内面で渦巻く思考や感情に対して、反応しない選択をすることから始まります。
『自己変革のための生まれ変わりセミナー』を修了するとテキスト「愚かなサルどもへ」が配布されます。
これは私たちの重要なテキストです。
このテキストに学ぶ通り、我々の内面で起こるあらゆる動揺は、実は自らが選択する反応の産物です。外の世界がどうあれ、内面の反応を自在に操る力が我々には備わっています。
つまり、思考や感情に反応することもできるし、反応しないこともできるのです。
絶望の真っただ中にいても絶望的な状況を作り出す意味付けなどの思考やそれとともに派生する感情が単なる脳の反応、つまり無意味な妄想に過ぎないという認識から始まります。この見方を受け入れることで、私たちは絶望的な状況に直面しても、その影響から自らを守ることができます。
具体的には、自分の感情や思考に自動的に反応するのではなく、一歩引いてその妄想性を観察することです。この距離を置く行為こそが、内面の平和を保ち、どんな状況でも活き活きとした人生を送る秘訣です。思考や感情に振り回されず、その瞬間瞬間を完全に生きることで、私たちは真の意味で自由になるのです。
第3世代認知行動療法やマインドフルネスの教えにもあるように、自分自身との分離は、内面の動揺から距離を置き、より客観的な視点を持つことを可能にします。これにより、苦しみや絶望の中にいてさえ、より積極的で意義のある人生を歩むことができます。
テキスト「愚かなサルどもへ」の理解と実践を通じて、私たちはどんな状況も超える力を身につけることができます。