私たちは、宇宙のあらゆるものと同じ素材でできています。量子物理学によると、すべての物質は同じ小さな粒子(素粒子)からできており、この事実は、私たちが普段見たり感じたりしていることを超えた、宇宙の真の姿を教えてくれます。
また、神経科学は、私たちが感じる「自分」という感覚が脳の活動によって作られたものであり、それは実際には幻想に過ぎないことを明らかにしました。この「自分」という感覚は、確かに私たちの生き残りに役立ちましたが、同時に、私たちが本来つながっているはずの宇宙や自然との関係を見えにくくしています。この狭い自己認識が、地球と一緒に生きることを妨げる原因となっているのです。
さらに、生態学の研究からも、人間が地球上のすべての生物や環境と深く関わっていることがわかっています。地球環境が変わることは、私たち人類の生きる条件に直接影響を与えます。気候変動や環境汚染、生き物の絶滅などは、人間の活動が原因で起こっており、これらの変化は、私たちの未来にとって大きな問題です。
しかし、人類にはまだ進化の可能性があります。脳が変わる能力(神経可塑性)があることから、私たちの意識や考え方も変わることができるのです。この能力を使うことで、「ニューヒューマン」として進化する道が開かれます。
ニューヒューマンは、狭い「自分」の意識を超えて、宇宙や地球との深いつながりを理解し、その中で生きる新しい人間です。科学の進歩や瞑想などの練習によって、私たちはこの新しい認識を得ることができ、他者や自然との違いを乗り越えた、より広い視点を持てるようになります。
現在、人類は重要な選択の時にいます。私たちは個人として脳を変え、社会全体としてもシステムを作り直していく必要があります。地球と調和して生きることは、ただの選択ではなく、これからも人類が生き残り、繁栄していくために欠かせないことです。
ニューヒューマンになるための進化は、科学の知識を使った意識的な努力から始まります。この進化は、まず個人が変わり、それが社会全体に広がり、最終的には人類全体が新しい方向へ進んでいくことにつながるのです。今こそ、この変化を始める時です。