私たちは必ず死ぬ存在だということを忘れていませんか
私たちは必ず死ぬ存在です。
このようなことを言っても、
「そんなもの分かっている」
と言うでしょう。
では、あなたは何歳まで生きると思いますか?
と問われると、80歳くらいとか、分からないと言いながらも、
今すぐ死ぬかも知れない
と本気で思う人はいないでしょう。
どうして死をそんなに先送りするのでしょうか。
家族や親友を死に触れても、自分の死だけはずっと未来の出来事として捉えます。
私たちは必ず死ぬ存在です。
絶対に死にます。
その死の時期は全く分かりません。
死から目を背けても、それでも私たちは死にます。
にもかかわらず、死ぬこと自体に実感を持たず、遠い未来の出来事と勝手に思います。
もちろん、毎日死ぬかも知れないと考えていると、
そのストレスで満足に生きてゆくことはできないでしょう。
しかし、私たちが逃れることができない死を真剣に、真面目に考えることは、
生きる意味を本当に考えることでもあります。
苦痛で、恐怖の対象であるものから目を背けても現実は何も変わりません。
死は私たちの人生の精算であります。
その視点から、今の私たちを眺めて見ると、人生に影響を及ぼす気づきがあります。
•私たちがないがしろにしていたもの
•私たちが当たり前と思っていたもの
•私たちが先送りにしていたもの
これらを真剣に見つめ直すことによって、今後の人生に大きな影響を与えるでしょう。
このセミナーは、これまでの人生とこれからの人生の区切りをつけるものです。
参加者の97%の人が今後の人生を見直してしまいました。
ですから、
なのです。
これまでやってきたことに効果はありましたか
自己変革という言葉を聞くと、たぶん私たちは
・どうすれば幸せになれるのか
・どうすればマイナス思考から脱することができるのか
・どうすれば夢を叶えることができるのか
などのイメージを持つと思います。
そして、現にそんなセミナーばかりです。
このような内容は、昔から形を変えて繰り返し行われてきました。
確かにこれらのセミナーに参加しているとその時は気持ちいいものですが、
つらくなるとまたどこかのセミナーや自己啓発に参加してしまうことが多いものです。
それは、あたかもつらくなると、アルコールを飲んで気分をよくすることと何ら変わりがないような気がします。
マイナス思考を何とかするという思考や感情のコントロールは、嫌な思考や感情が発生するたびに同じことを繰り返すのです。
そもそも思考や感情の発生や内容はコントロールできないのです。
また、ありありと夢が叶ったときのことを思い続けると、それが現実化するというものについては、
よく考えるとオカルト以外何ものでもありません。
戦争中に敵方に捕まり、いくら命をかけてありありと思ったところで現実は処刑されるのですから。
これこそ、命をかけてイメージしても何も変わらないという証拠でしょう。
これらのように、一時的には効果があっても同じ状況になると、同じことを繰り返すのは、
それらには効果がない
ということなのです。
「幸せ」な状態はどんなもの?
そもそも「幸せ」とは何かを考えてみると、
多くの人は不快な感情や思考を持たず、苦痛もなく、何不自由ない状態をイメージするでしょう。
そして、現実はそうでない自分を「どうしようもないやつ」、「病気」、「不幸」などとレッテルを貼り、
不快な感情や思考を取り除こうと、苦痛をなくそうと懸命になるでしょう。
せめて人並み(苦しみもなく、苦労もなくなど)に「幸せ」になろうと、さまざまな努力をするでしょう。
けれど、苦痛がなくなったためしはありません。
苦痛がなくならないのは、もっと自分がなくすための努力をしなかったからだと信じ込み、
さらに同じことを繰り返してきたのでしょう。
まさに自転車操業、地獄車の状態です。
私たちは一切の苦痛や悩みがない状態を「あり得ないアブノーマルな状態」とし、
ノーマルな状態とは、苦痛があり、苦痛は生きて行く代償であると考える現実的な立場から出発します。
つまり、一般に思う「幸せ」な状態を絶対手に入らない妄想として退けます。
妄想を追求するより、現実にある苦痛を認め、これらをどうやってすり抜けて行くかを最も大切なこととしています。
嫌なこと、やっかいなことが意に反して、向こうからやってくることなんて、
人生には普通にあることではないですか。
私たちは一般的な「幸せ」、つまり妄想を目指しません。
本当の意味の幸せ —- どんなにつらいことがあったとしても活き活きと生きる —- を目指します。
人生から都合よく苦痛や特定の気分をなくすことは絶対にできない
自分自身や自分の人生から、一切の苦痛や特定の感情や思考を取り去ったり、置き換えたりすることは、
あなたの経験上からも、不可能だと分かるでしょう。
不快な感情や思考は取り除くことはできませんし、そもそも苦痛があるのが現実なのです。
苦痛の発生を私たちはコントロールできません。
放っておいても、死、病気、別れはやってきます。
これらは当たり前のことです。
不安や恐怖、動揺、パニックなども発生します。
これらは健全な反応です。
しかし、不快な感情や思考、苦痛というものを取り除こうと必死になると、
身動きできなくなってしまうのです。
確かに、誰でも幸せになって、全てをコントロールできると甘い夢を見せ、
一時の苦しみを忘れるアルコールを提供することは簡単です。
一時的にでも、苦痛を忘れ去ることができるのですから。
しかし、すぐに覚めてしまいます。
そうして、上手くいかないのは、それはあなたの努力が足りないからだ、
と責任転嫁することも可能です。
そもそもコントロールできないものをコントロールしようとして失敗すると、
それはあなたのせいだというのは簡単ですから。
そうすることによって、セミナーをする側は人を取り込むことができるからです。
本当に効果ある内容にする
私たちは考えました。
長期的に見て役に立たない方法は放棄して、それとは違ったアプローチをしよう、と。
コントロールできないものはできないのですから、受け入れるしかないのです。
コントロールできるものはコントロールしよう、と。
私たちの苦しみのほとんどは、取り除くことができない苦痛を取り除こうとして発生するのです。
そのつらいことのために、やりたいことができない、ことなのです。
現実世界は、苦痛があり、不快な思考や感情は常に発生し、それもコントロールできないものです。
ですから、これらを前提したセミナーを作ろう、と。
そして、自己変革セミナー『死と再生』が作られました。
自己変革セミナーは「死」というものをモチーフとして、とても強烈な気づきや存在価値の発見に役立ちました。
それだけでは飽き足らず、自己変革セミナーの上位バージョンとして、
もっと現実に立脚したセミナーを作り、本当の意味で
自分の存在価値や存在理由
そもそも自分とは何ものか
幸せという幻を追い求める代わりに、より現実的にどうやって対処し、生きるのか
思考や感情と、行動との関わり合い方
考え方の根本的な変革
が分かるようなものを準備してきました。
単に気づきだけで終わるものではありません。
これが『生まれ変わりセミナー REGENERATION』の内容です。
甘い夢やアルコールのような一時的な快楽を与える代わりに、
現実から自分がどう行動するのかを徹底的に考えます。
私たちの思いは、心理的技法の粋を集めた方法を用いて、
集中的に変革できる環境を作るというものです。
自己を根本的に変革するために、心理的技法を結集したらどうなるのか、
私たちのこれまでの総決算といえるものです。
どんなことでもできる人
このような人を私たちは目指しています
決して気づきだけにとどまらない内容
そもそも苦痛を抱える主体である私が一体何ものであるのか、
本当に何をやってゆきたいのかをあらためて考える機会となるでしょう。
このセミナーは、いったん人生をリセットして新たな人生を力強く歩むきっかけとなることは間違いのないものとなるでしょう。
ひどく心が揺さぶられる体験をしますが、きっと大きな気づきを与えるものになります。
そして、単に「気づき」にとどまらず、
あなたの生活や人生を制限し、阻んでいるものを抽出し、それらがあったとしても、それでも活き活きと歩む方法をエクササイズで身につけます。
つまりは、なりたい自分、歩みたい人生を歩むための行動を強力に後押しするものとなっています。
これまで、あなたは苦しみから抜け出すためにいろんなことをやってきたはずです。
しかし、それらに効果があるとするならば、どうして悩みに陥るたびに同じ対策を繰り返すのでしょう?
どうして、同じ悩みが繰り返し現れるのでしょう?
確かに一時的には、気分がよくなったり、安心したりすることもあったでしょうが、長期的に見ると同じことを繰り返してはいないでしょうか。
こんな時こそ違う「何か」をやってみましょう。
違う何かをやってみて、
物理的に不可能なこと以外、どんなことでもできる人
どんな絶望があったとしても、人生を活き活きと生きる人
こういう人に、自分を変えてみましょう
それがこのセミナーかも知れないです。
正気の沙汰ではない!
byアルバート・アインシュタイン