トラブルを収め、要求を通す。

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今日、仕事中(心理関係ではない本職の方)に部下と来客者が怒鳴り合いをしました。

来客『ずっと偉いやつを出せ!ボケッ!!』
部下『あんたなんかに出すかっ!!!』

こんな場面、実は私は大好きなのです。

なぜなら、自分のスキルを試すことができますから。

周りが止めるのも聞かずに、待ってました、とばかりに飛び出す私。

さて、みなさんに質問です。

どんな時に人は怒るのでしょうか。

おそらくは、

1.怯えや弱さを隠すため。
2.自分の思いが満足に伝えられないため。
3.否定され侮辱されたと感じたため。

などいくつかのことが考えられます。

いずれにしても、心を武装し、攻撃されないために大声を張り上げて威圧しているだけなのです。
ある意味、「私のこと、分かってくれ」と「今、困っている人」なのです。

まず、こんな時はこうしましょう。

相手の言葉の内容なんてどうでもいいのです。
表情や目線、手の震え、言葉のトーン、姿勢など、目に見えるものを観察するのです。
じっくりと。

それによって、相手の興奮度合いや怯えの強さというものが分かります。
どうして大きな声を出しているのかも分かります。
何に抵抗を持っているのかも分かります。

そして、「一体、何があったんです?どないしましたんや」と相手に問いかけましょう。

「事情は全く分からない無知な私」を振る舞い、どちらの味方でもなく、あなたの話は何でも聞きます、という立場を表明するのです。

それから、思いの丈語らせます。
語らせていくときは、相づちなどでペースをとりましょう。
相手のペースに合わせ、次第にこちらのペースに持って行くのです。
これは地味ですが、本当に効果はあります。

語り尽くしたと見たとき、相手の理屈がどうであれ、「なるほど、そういうことですか。あなたの話はよう分かります」と感情について全肯定をしてあげましょう。(たとえ嘘でも)

ここからがエリクソン的話法や声の調子、目線の使い方などノンバーバルなコミュニケーションを使い倒してゆくのです。

このようにして、相手の様子や思考、感情が変化してゆくのを見るのは本当に楽しいものです。

・・・・とまあ、こんなところですが、最後は、「大声を出して悪かった。握手して別れたい」といって同僚とにこやかに握手して帰りました。

こちらの要求?

もちろん、全部相手は受け入れました。

言葉は偉大です。
言葉は人を苦しめることもありますが、使い方によっては、人の気持ちや考えすら変えることもできます。

抵抗に対して抵抗をしても、相手の抵抗を強めるだけです。
相手がどこに抵抗を持っているのか、それを的確に見抜き、テクニックとして相手の感情を受容し、その上で、私の要求を飲ませる、こんなことはテクニックでできるものなのです。

近いうちに、日常生活で利用できるエリクソン的技法やコールドリーディングなどの講座もする予定です。

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