人は簡単にだまされます。本当に簡単に。

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人は、自分の判断がどうしても正しいと「信じたい」と思い、場合によっては、明らかに間違っていたとしてもそれにしがみつく傾向があります。

こんな問題があります。
みなさん、考えてみてください。

プレイヤーの前に3つのドアがあります。
1つのドアの後ろには景品のケーキが、2つのドアの後ろには何もありません。
私だけがどのドアの後ろにケーキがあるか知っています。
プレイヤーはケーキのドアを当てるとケーキがもらえます。
プレイヤーが1つのドアを選択した後、私が残りのドアのうち、後ろに何もないドアを開いて見せます。

さて、問題です。

ここでプレイヤーは最初に選んだドアを、残っている開けられていないドアに変更しても良いと言われた時、
プレイヤーはドアを変更すべきでしょうか?

多くの人は、変更しないと答えるはずです。
そして何よりも、ケーキが当たる確率は1/2と考えるはずです。

答えは、

変更する。
なぜなら、当たる確率は2倍になるから、つまり、2/3になるからです。

ここで、おや? 1/2ではないか、と考えた人はもうすでにだまされているのです。

ここでは、この答えについて詳しい説明はしません。

しかし、おもしろい現象があります。
「ドアを変更してよい」と言われたとしても、人はなかなか変更しないものです。

なぜなら、一度表明したことに対して一貫性を持とうという傾向があるのです。
これをコミットメントの一貫性というものですが、「もし変えてしまって、それが外れていたらもっと悔しい」と考えてしまうのです。

たかがこれだけのことでも簡単にだまされてしまい、あげくには、一度表明した考えにこだわりを見せてしまうのです。

さらに、いったんそう決めてしまうと、その考えを維持するための「証拠」をかき集めてより強固にすることさえあります。

特定の状況になると、特定の行動や錯覚に陥りやすいという人の習性を知っていると、その習性をうまく利用すると、人生は楽しくなると思いませんか?

近いうちに、日常生活で利用できるエリクソン的技法やコールドリーディングなどの講座もする予定です。

きっと役立つはずです。

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