画像は、
「やり遂げる」か「避ける」かその選択をしようとしているものです。
さて、自分にとって大切なことをしようとするとき、それをする前に、
突然、掃除をすることを思いついて掃除をしたり、
突然、買い物をすることを思いついて買い物をしたり、
はたまた、大切なことをする前に準備が必要だといって準備に時間を費やしたり、
こんな経験はみなさんありますよね?
しかも、掃除や買い物準備に時間を使っている間は、
大切なことや何かをしている気持ち
になっているのです。
気がつくと、大切なことそのものができていないことがあります。
掃除や買い物、準備をしているときは、大切なことの一部のようにさまざまな理由づけがなされ、
まずそれから始めないと大切なことができないように信じています。
結果はどうでしょう?
大切なことをする前にあきらめてしまったり、
掃除や買い物、準備に時間を費やして「時間がない」と新たな理由づけをしたり、
私は頑張ったんだと信じ込んだり・・・
結果はどうでしょう?
そう、大切なこと、そのものをしていないのです。
これは巧妙な回避であり、先延ばしでもあるのです。
何が巧妙化といえば、
しないことの理由づけが本人の中ではきちんとあるからです。
試しにそのような人にこう聞いてみたらどうでしょう。
「大切なこと、まだしていないですよね?」
すると、こう答えるでしょう。
「いや、まずこれ(掃除、洗濯、準備など)ができないと次には進めない。そのために必死で頑張っている」
でも、どんな理由づけがなされても、大切なことをしていない事実には変わりないのです。
つまり、大切なことをしない理由を述べているにしか過ぎないのです。
しない理由を発明するのは私たちは得意です。
いろんなこと、つい先ほどまで考えもしなかったことを持ち出して、それを理由にし、信じ込んでしまうからです。
大切だと思いながら、しない理由を持ち出して、それを信じて、なぜしないのでしょうか。
たぶん、結果が怖いのです。
結果とは、
失敗を怖れる
ことが大きな理由かもしれません。
失敗しないいちばんいい方法は、それをしないことですから。
それさえしなければ、失敗もないのですが、やり遂げることもないのです。
ついには、そもそも大切なもの、そのものを
「実はあれは大切なものではなかったのだ」
と最悪の回避をしてしまうこともあるでしょう。
イソップに出てくる「酸っぱいブドウ」のようです。
どんなにもっともらしい理由づけをしても、
どんなにそれに努力をしても、
事実は、何もやっていないのです。
努力したから何かやっているわけでもなく、しない理由のために努力しているだけなのです。
私もみなさんも、何か一生懸命にやっていて結果が出ないとき、こんな罠に陥っていないか、振り返ってみる必要がありますね。
そして、絶対に失敗しない選択をするための理由づけが、どれほどもっともらしくても無駄な時間を費やすより、大切なそのものをまずはやってみましょう。
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