よく「人から悪口を言われた」「人から○○○された」と言います。
そして、それが辛い、苦しい、と。
あるいは恋人からふられた、嫌われと、それが悲しいと。
この時、頭に浮かんでいる感情や思考をよく観察してください。
たぶん、「人は私の悪口を言うべきでない」「恋人は私を裏切るべきでない」などと
「人は○○○すべきでない」
という思考があり、その思考からそれにふさわしい感情が発生していることに気がつくでしょう。
しかし、この時、人は悪口をすでに言っていますし、すでに恋人はあなたをふっています。
これが現実であり、現実にすでに発生しているものなのです。
これに対して思考で現実を否定しているだけなのです。
「人は○○○すべきでない」と。
思考で現実を否定しても、苦しみしか残らないのです。
そして、次の行動をとろうとします。
つまり、苦しみから逃れるためにさまざまな回避策(人との関わりを断つ、異性を信じない、酒で紛らわせるなど)をとります。
さらには、次に同じようなことを体験したくないため、人の顔色や評価をうかがいながら、つまりは、人の行動や感情にすら振り回されて、言いたいこと、やりたいことが出来なくなってしまうのです。
自分の内では自分の思考と感情に振り回され、さらには相手の行動や感情にもふりまわされ、何重にも苦しみます。
では、「人は私の悪口を言うべきでない」と主張したところで、悪口は言わなくなるでしょうか?
悪口を言う、何かを思う、何かを行動するのは相手の自由です。
あなたがそれになりかわって、他人の行動をすべてコントロールできるでしょうか?
それとも、他人に対して「悪口を言わないでくれ」と懇願しまわるでしょうか。
仮にそうしても、言う、言わない、思う、思わないはその人の自由なのです。
つまりは人はコントロールできないのです。
コントロールできないことをコントロールしようとすると、ここに苦悩が現れてきます。
確かに、悪く言われることはあります。これは生きている限り誰もが体験することで、苦痛ともいえるでしょう。
しかし、これをコントロールしようとすると苦痛が苦悩に素早く変わります。
人からどう見られるか、人からどう評価されるか、確かに気になる時はありますが、あなたは人の行動によって、人の顔色を見て、自分の人生を歩むわけではありません。
気にはなっても、それでも自分の方向に行くことは出来るのです。
悪口を言われるといい気はしませんが、それだけです。
思い悩むこともないですし、そもそも思い悩むこと自体が、「相手は悪口を言うべきでない」と現実を否定した苦悩に陥っている証拠なのですから。
コントロールできないものは、悩みようがないのです。
しかし、それを何とかしようとするから苦しみが出てくるのです。
悩みやすい人の特徴を見てみると、会話に受動態が多いことに気がつきます。
「言われた」「された」などの「れる・られる」が多い傾向があります。
つまりは、自分の行動より、コントロールできない人の動向で自分の行動が規定されているような人たちなのです。
そして、人はコントロールできませんから、悩んでしまうのです。
思考にしても、他人にしても、コントロールできないことについては、一切のコントロールをやめることです。
もし、あなたが今何かに悩んでいるとき、
頭の中で「~べき」「~べきでない」という思考に支配されていないか。
このルールをもって、それでコントロールできることか、できないことか。
それを見極めることです。
コントロールできないと見極めたとき、一切のコントロールをやめればいいのです。
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