レベル1に進んで、さまざまなことを学んでいくときに、いつも邪魔するのが
思考の囁きです。
あなたは、その思考の囁きをあたかも事実のように聞いてきました。
もう何十年も。
頭では分かるが、どうもそんなことできない
というようなものです。
思考は、あなたを守ってきたのです。
たとえ苦しくても、どんなに人生に制限があっても、自分や人を傷つけても、それでもこれまで何とかやりくりできてきたのだから、何が起きるか分からない方法をするよりも、今までの方がよい、と。
本当に、それでいいのですか?
今、あなたの思考に
こんなことできない
私には向いていない
特殊な訓練や努力が必要だ
時間がない
など、研究会を続けることを妨げるものはないですか?
妨げるものがあるなら、どうしてそんな思考を持つのでしょうか?
本当にどうでもいいと思っているなら、続けてもいいはずですよね?
時間が無駄だ、と思うかもしれません。
では、1日のうち、無駄にしていない時間はないのですか?
あなたは自ら思考していることすら忘れてしまいます。
そして、思考の声を無条件で信じ込み、それが自分だと錯覚し、その通りの行動、つまり、思考に支配された行動をします。
つまり、思考の働き・・・・
たとえ苦悩におぼれても、これまで通りの自分を維持し、人生を制限するさまざまな仕掛け
をささやくのです。
それはもっともらしいことで、常識で、理にかなっているように見えます。
ここで、思考に「取り憑かれている」自分に気づいてもらいたいのです。
思考がささやいていることすら自覚できず、否定的・懐疑的な状態になった時には、あなた自身もいつも、このことばを意識してください。
「今、あなたの思考は何と言っていますか?」
「思考の作り出す理由づけを信じて逃げ出すと、確かにホッとしますが、そのあとあなたはどうしますか?同じことがこれまでになかったですか?」
「思考が作り出す理由づけはその正しさを証明できますか?」
「その思考は役に立っていますか?あなたに素晴らしい解決方法を示していますか?それとも同じことの繰り返しですか?」
「それはこれまで何度も聞いてきた台詞ではないですか?」
「思考が『こんなの何の意味もない』、『こんなことできない』と言っているから、という理由だけで続けるのをやめたら、あなたの人生はどうなりますか?よくなりますか?今の状態のままですか?」
「思考はあなたをより良い人生にしますか?」
こんな時は、あえて、思考の言わせるままにしておき、思考の言うこと(何度もあなたが聞いてきたおなじみの台詞)を言うがままにさせましょう。
むしろ、思考が頑張れば頑張るほど、それにかまわず(かまうと思考の言うことがもっと強くなりますから)、むしろ、聞き流しながら、逆のことをやってみましょう。
思考は、ささやくことしかできないのですから。
そして、何よりも思考の囁きを信じたら、
これまでのあなたしか残らないのです。
ほかに方法があるさ・・・
もっと楽な方法があるさ・・・
これまでの自分でいいのさ・・・
同じことを繰り返す、あなたがいるだけなのです。