何かに熱中しているとき、何かを達成したとき、充実を感じることがあります。
しかし、充実を感じるために何かする、となるとまた話は別なものになります。
私たちは「活き活きと生きる、あるいはより良く生きる」ということを一つのテーマとしています。
もちろん、活き活きと生きているとき、わくわくする感じや達成感もあるでしょう。
でも、活き活きと生きることは必ずしもこれらの感情を伴うとも限りません。
つまり、充実していないとやっていられないと信じているならば、それは「活き活きと生きること」からとても遠いところにいるのです。
本当は何かやりたいことがあるのに、その方向に進もうとすると、おびえたり、不安が強くなったりして、アルコールやドラッグに逃避すると、これらを使用しているときはとても気持ちがいいでしょう。
だからといって、アルコールやドラッグに依存、逃避することが活き活きと生きることではないはずです。
アルコールやドラッグを捨てて、それでも歩むときには、不安、恐怖、怯え、弱さなどを感じるでしょう。
自分が本当に歩みたい道を進むとき、「よい気分を感じる」ことが必要条件ではないということなのです。
そうではなく、「うまく行動する」ことがとても大切になります。
感情や思考に行動が支配されるのではなく、いい感情や思考・不快な感情や思考を持ちながら、行動は独立して行うことが「うまく行動する」ということでもあります。
湧いて出てくることもコントロールできず、その内容もコントロールできない思考や感情に従って生きると、とても苦悩の多い人生になるでしょう。
従来の心理モデル、セラピーでは
“問題/苦悩/ネガティブな感情・思考”をどのように管理/対処するか?どのように克服するか(打ち勝つか)?
にメイン・フォーカスが当たっていました。
しかし、
“苦悩/問題”を乗り越えよう、解決しようとして私達が行なってきた努力は、果たして私達の状況を改善してきたでしょうか?
同じ状況になると苦悩にもがきながら同じ対処を涙ぐましくやり続けていなかっただろうか?
気がつくとさまざまな理由づけや評価をして、問題を回避していないだろうか?
私達は今一度、この言葉の意味を考える必要があると言えるでしょう。
私たちは、
“問題/苦悩/ネガティブな感情・思考”は生きている以上あって当たり前であるし、苦しみだけを避けて都合よく、いい気分や思考だけを受け入れるということは絶対にできない。
しかし、実は、
苦悩/問題を抱えたままでも“自分が人生で本当に実現したいこと”を発見・強化し、行動していく「コミットメント」の姿勢を持つことで私達は誰でも活き活きと生きることができる。
という哲学に基づき、「価値の発見」、「行動」のための介入を行います。
こう書くと、自己啓発のように見えますが、そういった「いい気分を求める」ものではないのです。
私たちは、第3世代の認知行動療法やSFA、MRIなどのブリーフセラピーなどの理論や技法を「より良く生きる」ために使用しています。
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