ネガティブな気持ちだけがなくなってしまったら、さあ、どうしますか?

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5月18日土曜日のミニセミナーでは、「急速にネガティブな感情や思考を減少させるセラピー」を公開しました。

受講生の方に「思うだけで不安やネガティブな感情や思考がわき出て、胸が締め付けられるなどの身体症状まであるもの」を決めてもらい、それをターゲットとしました。

わずか15分のセラピーの結果はどうなったのか、その答えは、その日の夜のメールに書かれていました。

『今日は濃~いセミナーありがとうございました。満腹です…
何だか新しい世界が開けて行く感覚が湧き上がっていて、苦しい現実は何も変わらず存在しているのに、気持ちがポジティブになってて不思議な感覚です。また是非参加させていただきますね』

これこそがこのセラピーの特徴なのです。

現実はもちろん変わらないですが、どう頑張っても、「ネガティブな気持ち」が欠落してしまっているのです。
受講生の方は、このような経験はなかったのでしょう。
嫌な状況になると自動的にネガティブな感情が湧き出て、巻き込まれるのが当然だと思っていたのに、そんな気持ちすら出てこない、というのは非常に不思議な感覚になるのでしょう。

人は、これまで、ネガティブな気持ちが湧き出てくると、これと戦ったり、ポジティブな言葉に言い換えてごまかしたり、忘れようとしたり、気づかないふりをしたりするなど、回避や逃避、そしてコントロールすることに時間を費やしてきました。

その時は一時的にホッとすることが多いので、これらの方法を使い続けるのですが、同じ状況になると同じ方法を使うのです。

これは、「解決」したとは言わず、むしろ、悪循環というべきものでしょう?

感情や思考、身体症状に対して格闘をする時間をなくし、それとは関係なく、巻き込まれず過ごせるなら、たぶん、その人にとっては大きな可能性が出てくるでしょう。

現実は、相も変わらず存在しています。
けれど、現実をどのように評価しようが、それとは関係なく、過ごせるのです。

エリクソン催眠やエクスポージャ、アクセプタンス、フォーカシングなどの技法を使いました。

回避、コントロールが役に立たないのは経験的に分かっています。
ですから、「エクスポージャ」(曝露)し、アクセプタンス(無条件の完全受容)することがいちばんの近道なのです。

今日は、V.d.s.の運営者が集まって、検討と実験を繰り返しました。
これによって、より精錬化されたものとなりました。(^^)

症状のある人に対してはセラピーに、限界を感じている人にはコーチングとなるべき可能性を秘めているものです。

もちろん、全ての人に効果があるなどと誇大宣伝をするつもりはありません。
少しでも役に立つ方法をこのように考えてゆくことは、私たちの楽しみでもあるのです。

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