何度も同じようなことを書いていますが、再び催眠について。
というのは、メッセなどで催眠についての問い合わせがあり、その中でもやはり催眠を魔法と信じている人たちが数多くいるからです。
催眠、あるいは催眠術を見ると「人を操る魔法」のように見えます。
だから、その魔法を使えばたちどころにさまざまな嫌なこと症状が消えてなくなったり、記憶力が増強されたり、そんな嘘を信じてしまうのです。
でも、よく考えてください。
そんなことが本当に可能なら、とうの昔に人類は嫌なことや症状をなくし、記憶力を向上させ、成功しているではないですか。
いや、何よりも、そのように主張している人はいったいどうなのでしょうか?
私はそんな人を近くから、遠くから何度も見たことがあります。
どう見ても、好き嫌いが激しく、対人恐怖症気味で、記憶力もそれほどよくはなく、それでいて利に聡い人が、このようなことを主張しているのを。
それは全く意味がないのです。
しかし、人はだまされるのです。
人を出し抜く特殊な能力を安易に、楽して手に入れようとする欲があると、簡単にだまされるのです。
そんな時は、一歩退いて、そう主張している人を見てください。
本当に主張していることが可能なら、その人は今、一体何をしているのか、を。
心理学を学び、応用するということは、これらに対する防御を身につけることでもあります。
私たちがマインドコントロールについて学ぶのも、このような思いがあるからです。
人はいかにだまされやすいのか、いかに思い込みやすいのか、それらを知ることが最初の一歩となるのです。
